ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) NVH対策メンテナンスプランが欲しい



ALPINA B3 S 3.4 ( E46 )がきてからリフレッシュをしてきた。ディーラーさんからは新車以上と言われるほど、かなり良くなったがまだ不満もある。満足の状態にまだ達していないと考えている。あと施すところがどこかを知りたい。

音振(おとしん)に敏感

滑らかさに嬉しさを感じる。これを妨げる「音振(おとしん)」がとても嫌いだ。NVH(Noise, Vibration, Harshness)という車の快適さを推し量る基準がある。3つとも気になると仕方がない。耳障りで、気掛かりだ。これがない状態を心がけていると、一般的には過保護かもしれないが予防整備も含めメンテナンスプランが出来上がるはずだ。

NVH(Noise, Vibration, Harshness)

ザックリいうと、耳障りの元だ。

騒音・振動・ハーシュネス(英: Noise, Vibration, Harshness)は、自動車の快適性を推し量る上での一つの基準である。呼称としては、それぞれの単語の頭文字をとってNVHと、また自動車メーカーの設計・開発現場や自動車雑誌では音振(おとしん)と呼ばれることもある。「騒音はロードノイズや風きり音などの外部から侵入する音」を、「振動はエンジン、プロペラシャフト、ドライブシャフト、ロードホイール(ホイール+タイヤ)などのアンバランスから発生する振動」を、そして「ハーシュネスは路面の凹凸による突き上げや、立て付けの悪さから来るガタピシ感など」を表す。これらは運転者を含む乗員が不快に感じる要因となり、これらを改善することで「より良い自動車」が作れると考えられている。(ウィキペディアより引用)

足りないものをねだる

「ないものねだり」ではなく、「足りないモノをねだり、余計なモノはなくす」を基本とする。B3 S( E46 )がきたときは「足りないものは」乗り心地や目に付く外装・内装など多かった。「余計なモノ」は不安定感・振動・雑味のある音だ。

これまでやったことおさらい

「できるだけ純正部品に交換し、オリジナルの良さを損なわないようにディーラーさんの意見を重視した修復」を基本方針として進めてきた。これには経年劣化による内外装の刷新によってのNVH対策も視野にあった。「余計なモノ」である不安定感・振動・雑味のある音はかなり改善された。

新たな課題

  1. 「左ドアのどっかビビり音」これはパワーウィンドウ関係を行った後から発生。依頼中。
  2. 「センターコンソールがビビリ音ひどい」これは様子見。
  3. 「サンルーフ開けるとパタパタ」これも様子見。
  4. 「シフトノブ下からウワンウワン音 コトコト混じり」これクラッチなど交換した後からで困っている。キレイに回転していない音、何かが偏心している感じ。依頼中。
  5. 「車の前の方どこか雑味のある音」ディーラーに預ける直前に気がつく。様子みる。

初期費用と維持管理費用の関係

車を購入する初期費用と、オイル交換やタイヤ交換など維持管理費用(メンテナンスコスト)のバランスもある。ちゃんとメンテナンスしていれば、30万キロとかでも問題ないはず。メンテナンスとは調子のいい状態をキープすると捉えている。これには気持ちよく運転できる状態という気持ちも含まれる。新車状態と寸分違わずキープということではない。メンテナンスにお金がかかりすぎて、それだったら新車に変えた方がいいという考えもわかる。調子のいい状態で運転したい。車を所持するにはお金がかかる。お金にポイントを置くと、新車と比較するなら「 新車初期費用+3年間メンテナンスコスト 」と「 今乗っている車の3年間メンテナンスコスト 」がいいかもしれない。後者があまりにも大きいと確かに考えものである。それでも、ALPINA B3 S 3.4 ( E46 )を調子のいい状態で気持ちよく長く乗りたいのが希望だ。

NVH対策

ここにも診断力について記した。車のオーナーが、耳障り・気掛かりとする「余計なモノ」を排除する方法と計画を提示してもらうことを目的として今回ディーラーに預けた。時間がかかってもいいとした。

NHVは振動、騒音、乗り心地に関する総称だ。今回ディーラーにB3Sを預けるにあたり、1,000キロ走行しても構わないと事前に伝えた。これはNVHの対策において、「自動車の走行、アイドリングなどあらゆる運転条件で発生するエンジン振動、各種の異常振動、車内外騒音、各種の異音、路面刺激による振動など、すべての振動、騒音、乗り心地関係の事柄」を観察・推測する必要があるからだ。

ALPINA B3 S 3.4 ( E46 )のあるべき姿はきっと見つかるはずだ。