ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) 足回り計画 2/2



足まわりの刷新。交換する部品を目にするとかなりの点数だと改めてわかる。

複数回に分けるか否か

足まわりだけでなく、駆動系も同時に実施することにした。足まわりと駆動系の2回に分けることも考えた。その方が、どこをメンテナンスしたらどういう変化がある分かるからだ。足まわりだけでも今回リストアップした内容だと、複数回に分ける人が多いとSさん、Dさんから聞いた。

ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) 駆動系

ALPINAの楽しさ

足回りにしてもここまでやる人はそうそういないことは打ち合わせ時にも聞いていたことからも分かる。一方で、ここまでやろうという結論に至った。それは、ALPINAらしさを楽しみたいからだ。ノーマルALPINAの新車時の感覚を取り戻すということだ。

どの程度ヘタっているのかも知りたい

バラして分かることも多い。作業はもちろん1日では終わらない。作業途中にお邪魔してみた。年季の入ったパーツが外されて段ボールなどに下げられている。ゴム類は劣化することはわかる。新品のパーツと劣化したものを比較できるいい機会なので、ヘタっている(機能低下)している程度を見てみた。

ショックアブソーバー

外したパーツの山からショックを見ているとメカニックさんが状態を教えてくれた。リアの一本はほぼ完全に抜けてましたと、言いながら手で押してみてくれた。オイル漏れしていたショックだ。素人でも分かる抜け方だった。ショックは全体的にくたびれていた。バンプラバーは「お麩」のようになっていて、手で触るとパラパラと割れた。

スラストブッシュ、コントロールアーム

ゴムは硬化していた。ハンドルが落ち着かない原因になる。

タイロッド、リアトレーリングアームブッシュ

タイロッドはここまできたら一緒に交換したい。ここのラバーマウントは換えて正解。スイング サポートも同様。そろそろ交換の基準がパッとわかればいいのにと思うこともあるが、こまめに点検出すに越したことはない。

デフマウント

デフマウントは交換して正解だったようだ。切れているものもあった。E46のデフはALPINAでなくともよく揺れるようである。

ロワージョイント

ハンドルがふらつくので、計画にロワージョイント交換も盛り込んだ。これで当分安心。

スタビライザーマウント

ホルダーもついでに変えた。ヒビがあったわけではないが換えた。

アレンジしたCSLのパーツ

取り付けた状態。

  • 33526779670      Rサポートベアリング(M3用)
  • 33532282503      RラバーアダプタープレートCSL

感想

カチッとした。課題にマル・バツ採点。Dさんの評価は新車以上と高評価。

  • 直進安定性が低く不安定(◯)
  • ハンドルがフラフラし肩でハンドル抑える(◯)
  • 轍にとられる(◯)
  • カーブであと一踏ん張り足りずオットット(◯)
  • リアからズドンズドンとショックがある(△)←かなり軽減した。これはE46の特徴かもしれない。
  • シフトチェンジが今ひとつカチッとしない(◯)