ALPINA デコライン 貼り直し



ALPINA B3Sのフロントフェンダー部分のデコラインが前に寄りすぎていた。この貼り直しを行った。運転しているのには全く影響ないのだが、気になっていた部分。さっさと直せば良かったのだが、なかなかタイミングが合わずにわかってから半年経っての実施となった。(写真上が貼りなおし後、写真下は貼りなおし前)

ALPINA B3Sクーペの正しいデコライン位置の仕様は?

以前にここでも書いたが、E46 前期・後期それぞれのデコライン位置の指定は存在しない。ALPINA社の作業マニュアルでは同じ扱いになっている。

ALPINA デコラインの位置

過去の写真からのディーラーさんが検討

ディーラーSさんも気になったようで調べてくれた。E46新車販売当時、デコラインの貼り付けはドイツALPINA社が行っていたと教えてもらった。その貼り付け位置は、ALPINA B3S E46であっても作業マニュアルに従って貼られたものと、今回貼り直しをしたものが混在していたということも教えてもらった。

何故、作業マニュアルに準じない貼り方が存在するのか?

勝手な想像だが、作業マニュアルに則る厳格なドイツ人Aさんと、見た目でサイドマーカーにデコラインがかかるのは如何なものかと考えたBさんがいたのではないか。私は、Bさん派が好きです。見た目の問題もあるが、サイドマーカー交換するときのことを考慮すると、デコラインがサイドマーカーの下にあるのは困ってしまう。デコラインがずれてしまうと思われ、合理的ではないからだ。

少し離れて見るとすでに分かりにくい

撮影した角度は違うが、「上が貼り直し後」で「下が貼り直し前」。まあ、離れると分かりにくい。あたりまえだが、近くによるとわかる。

思ったことは、角があるものは見えた方が見た目がいいということだ。デコラインに関しては、新車販売当時の東京モーターショウ仕様にしていたのだがフロントフェンダーのこの部分は指摘受けるまで気がつかなかった。東京モーターショウ仕様とは、右側のデコライン。

E46のデコラインはリムジンとクーペ用の区別がない。なので、新車時のクーペとカブリオレは赤丸あたりにデコラインのつなぎ目がある。E90のクーペ用を使って、つなぎ目無しにした車が東京モーターショーで展示されていた。実際こちらの方が見た目もいい。

デコライン一件落着

半年以上モヤモヤしていたので、やはり見た目重視で貼り直しをしてよかった。何よりも、「ちょっと前すぎない?」と教えていただいた方に改めて感謝します。ありがとうございました。