ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) 音振 NVH その9



「シフトノブ下から、コトコト音とウネリ音」を改善したいが、なかなかその解決策を見出すことに至っていない。こうなると、意地でもどうにかしたくなってきたとともに、ないものねだりをしているのでなかろうかと考えるようにもなってきた。しかしながら、新車時点でこの状態だったら「これで正常なんでしょうか?」というだろう。

駆動系これまでのふりかえり

2年近く「これで良くなるはず、ダメだった。」という場面が何度かあった。マニュアルトランスミッション交換後に一度考察した。現象をディーラーさんは把握しているのだが、2019年の車検のときもみてもらったが変わらずで進展はない。

シフトノブ下あたり アームレスト下あたり
コトコト うねり コトコト うねり
A.納車 なし なし 発生
B.駆動系 発生 発生 発生 発生
C.ミッション交換 発生 発生 なし(改善) なし(改善)

ゲトラグ社製マニュアルトランスミッション不調考察

クラッチ&フライホイール、そしてシフトリンケージブッシュ

これらは「B.駆動系」の交換で実施。B.駆動系の実施内容は下記のリンク。

ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) 駆動系

もしかしたら、クラッチ&フライホイール、そしてシフトリンケージブッシュの組み方をもう一度見直した方がいいのではなかろうか。NVH「コトコト音とウネリ音」は2つあり、シフトノブ下あたりアームレスト下あたりだ。アームレスト下あたりの方は、マニュアルトランスミッション交換で改善した。しかしながら、シフトノブ下あたりの方は「B.駆動系」の交換後から発生しはじめた。先入観は全て捨てて、起きた現象から対策を考えて行くしかない。また、自分でも「キレイに回転していない音、何かが偏心している感じ。」を捉えている。2019年春にディーラーさんでクラッチ&フライホイールの組み直しは行っているのだが、もう一度ここを組み直してみる価値があるのではないだろうか。

遮熱板の可能性はないのかな

他に考えられることはないかと想像してみる。センタートンネルとリヤマフラーの遮熱板が振動を拾っていたり、共鳴しているなんてことはないのだろうか。残念ながら、根拠となるものは何もない。

もし勘が当たっているとすると、上記図の4番と5番かな。

・51488193807 断熱材 トンネル(図4番)
・51487037885 断熱材 R マフラー(図5番)

プロペラシャフト、ドライブシャフトはどうだろうか

駆動系で手をつけていないところとして、プロペラシャフト、ドライブシャフト、デフがある。これらは、デフ交換のタイミングで実施しようとは考えていた。こだわるようだが、シフトノブ下あたりのコトコト音とウネリ音は「B.駆動系」の交換後から発生し始めた。先ずはこの問題を解決してから、デフ交換を行いたいと考えている。一つ一つ問題を解決することは後々のメンテナンスプランにきっと役立つはずなので、問題現象に対する解決策を明確化したい。