BMW E46 タイヤとフロント足回りの関係



ALPINAはBMWと比べて、タイヤが太い。はみ出すことなく、スッキリとタイヤハウスにおさまっているのもまたいい。一方で、本当にこのパーツの組み合わせででいいのだろうかとも思ったりするところもある。交換してすぐではなく、少し経ってからの乗り心地と耐久性も想像してみた。

足回りのパーツ交換はALPINA仕様に準拠した

ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) 足回り計画」において、ALPINA仕様に基づいてリフレッシュパーツ交換を行った。もちろん純正部品を用いてだが、リアのほんの一部はアレンジを施した。この一環で、コントロールアーム交換の交換も行った。

  • 31122343352      ウィッシュボーンR/K RH
  • 31122343353      ウィッシュボーンR/K LH

このパーツはMスポーツ用ではない、スタンダードグレード用のものと同じ。

BMW E46 タイヤのサイズ

E46のスタンダード・Mスポーツ・ALPINA・M3 のタイヤサイズ比較をしてみる。(BMWは228・330)

なお、Mスポーツはリアタイヤ245/40R17もある。こうして比較表にしてみると、意外だったのはM3の扁平率。ALPINAの方がタイヤが薄いとは思わなかった。ALPINAとM3はホイールは18インチ。CSLは19インチ。スタンダードとMスポーツパッケージは17インチ以下。「 スタンダード(16)<Mスポーツ(17)<ALPINA &M3(18)< CSL(19)」となる。

Mスポーツ用のコントロールアーム

  • 31122341828     ZHP Lower Control Arm – Right
  • 31122341297     ZHP Lower Control Arm – Left

タイヤとホイールの大きさをみると、フロントのコントロールアームはMスポーツ用の方がいいのではないかと思ってしまう。「スタンダードの205/55R16」と「ALPINAの225/40R18」の差はまあまああるのではないか。決してレーシーにしようとしているわけではなく、その方がしなやかな感じで長く乗れる気がするからだ。

18インチもいいが17インチでもいいのでは

ALPINAは「扁平率が低い=薄いタイヤ=クッション性が低い」ものと、「スタンダード用のフロントのコントロールアーム」の組み合わせになっている。この組み合わせとサスペンションがさらにブレンドされて、ALPINAらしい快適な乗りごごちが設計されたのだろう。日本の道路及び交通事情によるのかもしれないが、E46はフロントのコントロールアームとストラスとブッシュ(31126783376 ウィッシュボーンブラケットセット)がへたりやすい。やる人はあまりいないと思うが、タイヤを17インチにしてもいいのではないかと思う。間違いなく、タイヤのクッション性は上がるので17インチにすることにでヘタリを遅らせることができるかもしれない。

17インチのもう一つの選択肢

それは、「17インチ」と「Mスポーツ用のフロントコントロールアーム」の組み合わせだ。これもやったことがないので、どういうふになるのかわからない。もしかしたら、日本の道路及び交通事情により適合するのではないか。ALPINAの定めた仕様から外れるので、やるのに抵抗がある反面で非常に興味もある。

乗り比べをしてみたい組合せ

「ホイールサイズ」 + 「コントロールアーム&ウィッシュボーンブラケットセット」で記す。

  1. 18インチ + ノーマル用  (現状)
  2. 18インチ + Mスポーツ用
  3. 17インチ + ノーマル用
  4. 17インチ + Mスポーツ用

あくまで、方法の一つとしての話だが「3.  17インチ + ノーマル用」はいつかやってみたい。