ドアミラー角度コーディング ALPINA B3S E46



BMW E46の助手席側ドアミラー。リバース(バックギア)に入れると下向きになるのはいいのだが、どうにも下を向きすぎる。下を向かないようにスイッチを切れば困ることはない。どうにかならないかなあと思っていた。コーディングができるところが見つかり、実用的な角度にしてもらった。(コーディング後の写真。写真右がニュートラルギアの状態、写真右はリバースギアの状態)

どうしてこんな角度にしたのだろうか

私のBMW歴はE30に始まるが、E46を飛ばしてE36からE90、F30ときている。E90はキーレスに始まりずいぶん変わったなあと感じた。その中の一つが、リバース(バックギア)にすると助手席のミラーが下向きになってくれる機能だった。もちろんF30にもその機能は引き継がれている。前の世代に戻って乗ったE46のALPINA B3S。E36は電動ミラーではなかったので、E46で電動ミラーに進化したのはいい。しかし、リバース(バックギア)にすると助手席のミラーが下向きになってくれる機能は、実用性が高いとは言い難い角度だと思う。当時文句でなかったのだろうか。どうしてあんなに深くお辞儀をするような角度にしてしまったのか不思議に思う。

助手席ミラー下向き機能を停止

ディーラーさんに相談したがこれは調整のしようがないという回答だった。E46新車販売当時にかなり同様の問い合わせがあったそうだが、当然だと思う。E46 M3はできるのだが、他は対応方法がないということだった。それならば仕方がないと、ミラー角度調整の左右切り替えスイッチで下向きにならないよう停止して運転することにした。

忘れた頃に気になってしまう

整備や点検で車を預けることがある。テストドライブなど行うこともあるのだから、運転する人はルームミラーを含め角度を合わせる。その際はもちろんミラー角度調整の左右切り替えスイッチを操作するので、ドアミラー下向き復活になっていたりして、忘れた頃に気になっていた。

なかば諦めていた

ディーラーさんでできないコーディングは行わないというのが基本スタンスだ。ただ、このドアミラー件だけはどうにかならないかなあという思いだった。なので、ディーラーさんにも何度も対応方法がないか聞いたし、コーディングサービスを行っているお店を調べたりもしたができないという回答ばかり。やっぱり無理なのかと諦めていた。

コーディングできるお店に出会う

これもあっさりといい回答が得られたわけではなかった。E46のM3でない車のドアミラー角度コーディングの実績があるお店を知ることができた。かなり距離がある遠いお店なのだが、できるんだったら旅行気分で行こうかなあと思い、電話で聞いてみた。残念なことに、今はもうやっていないという回答だった。かなりがっかりしたが、気を取り直してダメ元でそこの支店にも電話で聞いたみた。すると、大丈夫ですよという返答を得た。早速、予約をして日程を決めた。かなり専門的な内容らしくできる人が限られているようだ。所要時間も教えてもらうと、15分程度とのこと。その日を楽しみに待った。

結果は大満足で実用的になった

上の動画がコーディング後の状態。E46の運転をしたことがあれば、この変更内容がわかると思う。F30 アクティブハイブリッド3やALPINA E90 D3と比較しても違和感なく実用的になり満足している。ディーラーSさんやDさんもこれを見て「ガラスフィルム貼り業者さんと同じように、ここ(ディーラーさんのサービス工場)にきて作業してもらえるか聞いてみよう。」と、言うぐらい感心していた。ほぼ諦めていただけに、いい結果となり嬉しく大満足だ。