BMW Active Hybrid 3 ( F30 ) 車検の代車はF20



早いものでアクティブハイブリッド3が新車登録から3年経ち、車検の時期が来た。アクティブハイブリッド3でお世話になっているディーラーさんに、代車にリクエストしたのはBMW 118d(F20 LCI)。

初めて乗ったBMW1シリーズのF20

こちらのディーラーさんは貸し出す代車のレパートリーが多い。3シリーズF30や5シリーズG30でも大変有り難いのだが、今回は1シリーズのディーゼルをお願いした。ボディーサイズをザッと比較して見た。「」の中はシリーズ。E46CのCはクーペ、即ちB3Sクーペのサイズ。

1代目「1」E87  長4240×幅1750×高1400mm(軸距:2660mm・輪距:前1475mm/後1485mm・最小半径:5.1m)

2代目「1」F20  長4340×幅1765×高1440mm(軸距:2690mm・輪距:前1520mm/後1555mm・最小半径:5.1m)

3代目「3」E36  長4435×幅1695×高1395mm(軸距:2700mm・輪距:前1410mm/後1420mm・最小半径:5.0m)

4代目「3」E46  長4470×幅1740×高1415mm(軸距:2725mm・輪距:前1470mm/後1480mm・最小半径:4.9m)

4代目「3」E46C長4488×幅1757×高1367mm(軸距:2725mm・輪距:前1470mm/後1480mm・最小半径:4.9m)

5代目「3」E90  長4540×幅1800×高1425mm(軸距:2760mm・輪距:前1505mm/後1535mm・最小半径:5.3m)

6代目「3」F30  長4625×幅1800×高1440mm(軸距:2810mm・輪距:前1520mm/後1560mm・最小半径:5.4m)

7代目「3」G20  長4709×幅1827×高1440mm(軸距:2851mm・輪距:前——-mm/後——–mm・最小半径:—-m)

4代目「5」E39  長4775×幅1800×高1415mm(軸距:2830mm・輪距:前1510mm/後1525mm・最小半径:5.3m)

6代目「5」F10  長4920×幅1860×高1470mm(軸距:2970mm・輪距:前1600mm/後1625mm・最小半径:5.5m)

7代目「5」G30  長4945×幅1870×高1480mm(軸距:2975mm・輪距:前1600mm/後1625mm・最小半径:5.7m)

一覧にしてみると、3シリーズが大きくなったなあと改めて感じる。

なかなか楽しいBMW 118d M Sport Edition Shadow(F20 LCI)

BMW 118d M Sport Edition Shadow(F20 LCI)

実際に運転すると、全長が短いこともあり車の後ろが付いてくる感じがすごくする。後部座席には乗ってないが狭いので大人はきついかなと思う。一方で、運転席助手席は十分だと思う。F30に比べるとハンドル径が小さいのだろうか、そんな気がした。この代車も8速ATで、スムーズにシフトチェンジをする。Mスポーツなので、車高は1825mm。ノーマルサスペンションと比べると15mm低い。首都高のカーブなどはまさにオンザレールで、狙った通りに動いて気持ちがいい。

1800ccではなく2000ccのディーゼルエンジン

118dなので1800ccかと思ったら、2000ccだとわかった。B47D20Aのディーゼルエンジンは1500回転から320Nm〔32.6kgm〕の最大トルクを発揮する。非力さは感じないし、走ってしまえば、ディーゼルとはわからない。140iだとまた違った種類の感想になっただろう。ただ、アイドリング時はそれなりに音がする。140iだとまた違った種類の感想になっただろう。また、アイドリングストップからエンジン始動のときの振動もそれなりにある。ALPINA D3ビターボ(E90)のMTにもアイドリングストップ付いている。気のせいかもしれないが、118dは煩わしさを覚えてしまった。それでも、高速では静かなエンジンだなあと感じた。そして、ALPINA D3ビターボ(E90)もそうだがなかなか燃料が減らない。8速ATの効果も大きく高速道路と一般道半々でも19km/Lは普通に走る。

跳ねてしまう感じ

Mスポーツサスペンションのせいなのか、タイヤのせいなのか、首都高速のつなぎ目などで突き上げ感というか跳ねてしまう感じがしてしまう。タイヤはフロントが225/40R18、リアが245/35R18のブリジストンS001ランフラット。S001は良いランフラットタイヤだと思うので、17インチであれば、そこまで突き上げ感がないのかもしれない。好みの問題ではあるが、Mスポーツではなくノーマルサスペンションの方が気持ちよく乗れる気がする。シートは革張りのスポーツシートでランバーサポートもあるので素晴らしい。BMWだとノーマルサスペンションとスポーツシートの組み合わせが好みだと改めて感じた。

アクティブハイブリッド3は自分にあってるのかも

今回アクティブハイブリッド3の車検前に、色々な選択肢を考えた。ディーラーさんから5シリーズG30の誘惑もあったが、新しい3シリーズG20の興味もあり車検を選択した。今回、F20の118dをお借りしたことでアクティブハイブリッド3の良さもわかった。アイドリングストップ時、F20の118dはエンジンが止まった状態なのでハンドルは重い状態。一方で、アクティブハイブリッド3は軽いまま。慣れや好みにはなるが、アイドリングストップから動き出すときにワンテンポ遅くなるよりは早い方がやはりいい。また、総合的に静かでしなやかだなあとアクティブハイブリッド3の良さがわかった。でも、何かの機会があれば、140iは乗って見たいなあと感じさせてくれた、BMW 1シリーズだった。