ジャガー・ランドローバーのレストア部門が素敵



ジャガーおよびランドローバーにもレストア・リフレッシュ部門があることを知った。しかも、クラシックモデルに現代の要素をを加味するサービスまで始めるという。これが、素敵すぎる。是非、BMWグループも同様のサービスを初めて欲しいと思う。

JAGUAR Land Rover Classic Works launch

公式ホームページを見てもちゃんと力を入れていることがわかる。(こっちの方が好き

  • オーナーサービス」として、 エキスパートエンジニアだけでなく各年代の専門家を揃えており、すべてのモデルに対してメーカーとしての保証付きメンテナンス、レストア、販売支援を提供することを目指すとある。ちゃんと、レストアされた認定中古車を販売しているページもある。
  • 純正パーツ」のページを見るとこれまた感心してしまう。内容は、世界中の何千人ものオーナーにクラシック部品を提供し、10年以上前に生産中止になった車にも最高レベルのサービスと高品質なオリジナルに準拠した製品を提供することを目指すとある。 さらに、すべての部品はオリジナルのサプライヤーによってジャガー社の正確な仕様に製造されている。正真正銘ジャガー社の図面と工具を使用して100%信頼性を保証とある。

他にもサービスメニューがいくつかあるが、この二つだけでもいいなあと感じる。しかも、専門部門として100名は専従しているようだ。ポルシェなどの車メーカーが行うレストア・リフレッシュサービスについて調べたことがあるが、このジャガー・ランド・ローバーの方が規模は大きいのではないだろうか。

見学ツアーも行なっている

クラシックワークスは3時間の見学ツアーも行なっていて、サイトから予約もできる。あの美しいデザインのLightweight E-typeやXKSS、XJ220が見られるだけでも楽しそうだが、クラシックワークスの「オーナーサービス」「純正パーツ」の様子を伺うことができてしまうとある。さらに、別コースだがクラシックエクスペリエンスではクラシックカーの運転もできるようである。これも車種まで指定して予約できるようだがちょっとこわい。

The Jaguar Classic Infotainment System

この親和性はは感動的としかいいようがない。後付け感満載のナビなどをインストールするのとは雲泥の差。まるで、「007 You Only Live Twice」のトヨタ2000GTみたいな感じがいい。ただの「Infotainment」ではない。そのままの意味の「information + entertainment」は十分果たしている。デジタルラジオ、Bluetooth接続、3.5インチタッチスクリーン、スマートフォン接続、衛星ナビゲーションなど最新の技術が満載とある。 画面サイズ3.5インチの小ささは感じる。それでも、写真のようにブラックまたはクローム仕上げの選択肢となると、車を楽しむというプラスアルファの「娯楽(entertainment)」まで感じてしまう。

For future generations to enjoy and cherish

ジャガー・ランド・ローバー・クラシックがレストアサービスなどに専念するのは、次の世代も車を楽しんでかわいがる機会のためだ。 販売終了から10年以上たっても、次の世代が同じようにその車とドライブして愛情を込めて大事にし、維持していくためのサービス提供を、是非BMWグループも取り組んで欲しいと願います。