TPMS タイヤ空気圧モニタリングシステム その3



E46 ALPINA B3Sに安全安心の推進を目的としてTPMSを導入検討を始めた。「RDC」すなわちBMW純正部品のTPMSのパーツリストアップは一通りできた。気がかりなこともあり、汎用品(社外品)のTPMSについても調べることした。

TPMS汎用品(社外品)は沢山ある

株式会社太平洋工業さんのHPに世界全体のTPMS導入状況の目安になるものがあった。(写真は太平洋工業さんのHPより引用)こちらの太平洋工業さんはTPMS「TPMS B-01」を製造している会社で、「ブリヂストンリテールジャパン株式会社」が販売元となっている。写真の通りグローバルに広がるTPMS市場が故に、「TPMS」で検索すると色々と出てくる。Amazonで検索しても、正直どれがいいのかわからない。ベンチマークが見つからないからだ。ちゃんと機能するのか、故障率や誤作動の程度などが測りにくい。

TPMS電源の供給方法

写真は太平洋工業さんのHPより引用)

TPMSは純正品でも汎用品(社外品)でも電源が必要となる。構造・機能は概ね写真の通り。ホイールに取り付ける「送信機」はボタン電池、室内の「受信機」は何通りかある。純正品であれば最初からユニットや配線が考慮されていて見た目にも後付け感がなくスッキリする。後付け感がないと見た目だけでなく、無理をしている感じがないので安心感にも繋がると思う。「送信機」側は純正品、汎用品(社外品)問わずボタン電池となる。「受信機」側の汎用品(社外品)は純正(純正後付け含む)と異なる。シガープラグ、USBケーブル、電池、ソーラーパネルがある。「シガープラグ、USBケーブル」は配線が室内の表に出ることになる。「電池、ソーラーパネル」には配線を考えなくていい。

TPMS汎用品(社外品)の絞り込み

絞り込みをするにあたり課題整理した。

「1.タイヤ空気圧警告の正確性」「 2.故障率や誤作動の程度」「3.電源供給」

自分なりに絞り込んでみた。

TPMS ソーラー ワイヤレス タイヤエアーセンサー タイヤ空気圧モニタリングシステム 外部センサー4」

最初に割り切った場合のものがこれ。Amazonのレビュー評価件数は90件程度で、星の数も多い。「1.タイヤ空気圧警告の正確性」と「 2.故障率や誤作動の程度」はある程度のレベルだと推測。「3.電源供給」はソーラーなのでどこにおいてもいい。視界に入れたくなければ、置かないとは思うがリアシェルフの上という方法もあるし、場所を好きに変えられるという利点がある。2018年9月時点でも値段は5,299円。

「TPMSタイヤ空気圧センサーモニターエアモニ3.1」※販売終了でエアモニ4に

製造販売は株式会社プロテクタさん。エアモニ3.1エアモニ4の商品ホームページがあり、商品がどんなものなのか知ることができる。2007年からエアモニブランドを立ち上げたようだ。「1.タイヤ空気圧警告の正確性」と「 2.故障率や誤作動の程度」は信頼度合いが高いレベルだと推測。「3.電源供給」はシガープラグ、USBケーブル、電池(単4×4本)に対応。株式会社プロテクタさんのオンラインショップでの値段は32,184円。面白いのが、オンラインショップにエアモニ3.1無料試着(5日間)というものがある。事前に検証したい場合に利用できるのでいいサービスだと思う。

「TPMS B-11」

 

太平洋工業さんが製造し、「ブリヂストンリテールジャパン株式会社」が販売元のTPMS。すなわち「タイヤ館」で販売しているものだ。長いものに巻かれるのも安全安心には必要。「1.タイヤ空気圧警告の正確性」と「 2.故障率や誤作動の程度」はかなり信頼度合いが高いレベルだと推測。「3.電源供給」はACCアクセサリー電源から取れる。正直、この受信機を運転していて視界に入れたくない。ただ考え方を変えると、音でも知らせてくれるのでダッシュボード下などに取り付けて配線をスッキリできる。「TPMS B-11」の値段は取付工賃込みで20,000〜25,000円程度。

ないよりもあった方がいいに決まっている

こうして調べてみると、「ないよりもあった方がいいに決まっているTPMS」という考えが強くなってきた。次は、「あった方がいいTPMS」から、さらにあった方がいい・欲しい機能から考えてみる。