ブレーキ メンテナンス E46 ALPINA B3S 2/2

ALPINA B3S E46のブレーキメンテナンスを実施。総走行距離は170,290km。手元にB3Sがきてから、ブレーキ周りは初メンテナンス。「走る・曲がる・止まる」のうち、一番大事な部分に手を入れることができた。一部の部品がなかなか納品されずやきもきしたが、滑り込みで揃ったので良かった。

純正仕様でごそっと交換

1. フロント、リア
2. パーキングブレーキ
3. 予防措置

もともと、フロント・リア・パーキングブレーキを対象に考えていた。しかし、色々調べていくにつれ、予防措置も考えるようになっていた。2022年1月現在で異常が認められる訳ではないが、年数や総走行距離も考慮して手を入れることにした。

ブレーキ メンテナンス E46 ALPINA B3S 1/2

フロント＆リアブレーキのリフレッシュ

34_0757 F ホイール ブレーキ-パッド-センサー

図No.2に図No.4と6は含まれる。

34_0758 F ブレーキ､ブレーキ ディスク

ガードプレートの交換には、ハブベアリングの交換を伴う。なお、フロントハブベアリングは35,067km（前回135,067km）で交換となった。

34_1013 R ホイール ブレーキ-パッド-センサー

図No.2に図No.4と6は含まれる。実は、No.2のバックプレート納期が延び延びになり、No.4とNo.6でリペアしかかったのだが、他のメンテンス中にバックプレートが納品されたのでスッキリ交換に達することができた。

34_1014 R ブレーキ､ブレーキ ディスク

ガードプレートの交換するには、ハブベアリングの交換を伴う。今回、プロペラシャフトやデフ交換の一環でドライブシャフトとハブベアリングの交換も行った。これも、フロントハブベアリングと同様にリアハブベアリングも35,067km（前回135,067km）で交換となった。ただ、今回同時に行ったドライブシャフトの交換の一部とも言える。

プロペラシャフト&デフ交換 E46 ALPINA B3S

34_1086 Fブレーキ ライン DSC・34_0776 Rブレーキ ライン DSC

ブレーキホースは純正のゴムホースにした。ただし、金額はグループエムさんなどのスレンレスメッシュホースの方が安価。

パーキングブレーキもリフレッシュ

もし、フットブレーキが故障したら、パーキングブレーキに頼るしかない。大事な制動機能だ。そして、車検の際セカンドオピニオンYさんからもそろそろ交換時期とアドバイス頂いていた。

34_0768 ハンド ブレーキ/ブレーキ シュー

今回のメンテナンスは、プロペラシャフト交換と同時に実施。即ち、マフラーやプロペラシャフトが外れた状態ができる。そうすると、No.1のワイヤーケーブルやNo.6のスリーブ交換がやりやすい。

予防措置（ブレーキ）

今のところ支障や予兆が出てはいない。しかし、いい機会なので予防措置として交換を実施。

34_1092 ブレーキ マスター シリンダー DSC

ブレーキマスターシリンダーからオイル漏れなどがあるわけではない。ブレーキタッチに不満もなし。（交換してどうなったかを書く）

34_1212 ブレーキ ブースター バキューム

ブレーキブースターにバキュームラインから繋がっているチェックバルブ（ワンウェイバルブ）がある。もし、このチェックバルブがダメになるとせっかく交換するブレーキブースターにオイルが回ってしまうことがある。

あたりまえだが普通に止まる

交換前のディスクローターは段差があった。交換後の走行で、変化が体感できるかなと想像していた。しかし、変化を感じることはできず。元々異常を感じていたわけでない。また、ブレーキブースターはまだ交換しなくても良かったようだ。なので、あたりまえにこれまで通り止まる。でも、サイドブレーキなど年数及び距離数から、ワイヤーは交換して良かったと思う。なによりも、ブレーキ周りのリフレッシュにより、より楽しく運転ができることが嬉しい。