ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) VANOS&タイミングチェーン 1/2



 

ALPINA B3 S 3.4 ( E46 ) 音振 NVH対策の一環。「車の前の方どこか雑味のある音」の原因はVANOSユニットとその周辺原因と診断された。これを改善すべくタイミングチェーンなども交換の実施を進める。

手を入れたほうがより良いところをリストアップ

今回、「音振 NVH対策」でマニュアルミッション交換とVANOSユニット交換を行う流れになった。マニュアルミッション交換は順調に進み、これが終わってからVANOSユニット交換がされ、B3Sが戻ってくる予定だった。VANOSユニット交換をしようとエンジンを開けると、セカンドオピニオンYさんの予想が的中していた。まあ、いい機会なので他にも手を入れたほうがより良いところをリストアップしてもらった。日本国内在庫が無い部品が多くを占めることは予想していた。

意外と難航した部品調達

ALPINAあるあるかもしれないが、リストにALPINA B3 S 3.4 ( E46 )に適合しないのではと思われる部品が散見される。ALPINA B3 S 3.4 ( E46 )のエンジンはBMW M3 3.2(E36)USA仕様のS52がベース。これに、ちょこちょこBMW 330i( E46 )の部品も使った構成。いつもはALPINAに詳しいディーラーDさんとのやりとりなのでこの辺がスムーズ過ぎるのだろう。餅は餅屋ということだろうか。もちろん、Yさんのお手数をお掛けしたことに感謝している。そんな最中、二つばかりドイツ本国にも欠品している部品があることがわかった。

ワッシャーとボルトがドイツ本国欠品

図の9「11361403822 ワッシャー(2mm)」が12月末にドイツ本国入荷予定、図の15「11311736326 トルクスボルト M6*20」も12月初旬にドイツ本国入荷予定ということがわかった。まあ、BMWに限らずある話だ。そろそろ、B3Sでドライブも行きたいので、3ヶ月は待つには長い。Yさんに了解を得た上で、自己手配を試みる。あるところにはあるもので、意外とあっさり入手の目処が立った。ただ、両方の部品ともラスト2個とかだったので運がよかった。

交換リスト作成完了

途中に色々と難航した部分もあったが、しっかりとした交換リストを作成することができた。また、この過程で学んだことも非常に多い。後々のメンテナンスプランにもいい影響が出ると思う。こうして、ますます愛着が湧いてくるのも楽しいと感じる。次は、リストに基づいての実施に移る。