マグネット 磁力フィルター(オイルフィルター)



ALPINA B3S E46 に、保護を目的としてマグネットドレンボルトを取り付けている。過保護というか、心配のし過ぎという感も否めないが、取り付けて悪いことはないのではないかと思う。そういう考えのもと、どうせならさらにマグネット導入を増やして磁力よる保護を強化してみようと他にどんなものがあるのか調べて見た。

鉄粉について元々は無頓着

エンジンやトランスミッション、デファレンシャル(だけではないが)は金属同士が擦れて細かな金属片すなわち鉄粉が出る。これはしょうがないことだし、そんなことは車メーカーさんは十分承知の上で設計しているだろう。また、昔からマグネットドレンボルトというものはあったし、そこまで神経質にならなくてもいいのではと当時思っていた。また、いうほど磁力が強くないという感も抱いていて効果あるのかなあと思っていた。

オートマチック車に乗ってから気になり始めた

BMW アクティブハイブリッド3 F30が初めて自己所有するオートマチック車なのだが、納車時に「現行のBMWはオートマオイル(ATF)は交換不要ですが、アクティブハイブリッド3(AH3)は交換が必要です。これもBSIの中に含まれます。」と 説明を受けた。AH3は交換とのことだが、他のオートマチック車は大丈夫なのと思ってしまう。ATFに限らずエンジンオイルもロングライフということで距離でいうと25,000キロまで大丈夫となっている。そういう流れなのかもしれないが、「BMW ATF交換」と検索すると「鉄粉」の話がかなりの確率である。オイルパンの中に設置された磁石に鉄粉がキャッチされているというものだ。こういうことも見越した上で、車メーカーは交換不要や交換距離数などの基準を設けているのだろう。しかしながら、本当にいいのと懐疑的になってしまう自分がいる。オイル管理で車の調子は左右されるというのは、今も昔も大きく変わらないのではというのが自分の考えだ。

一種のフィルターとしてのマグネット

異物をろ過する取り除くという目的をどの方法で果たすか。エンジンオイルではオイルフィルターがその役割を果たす。オートマチックトランスミッションの場合はオイルパンに設置されたマグネットは鉄粉キャッチする一種のフィルターだ。世の中には面白いことを考える人がいて、ATFオイルパン内のマグネットだけでなく、トランスミッションとオイルクーラー間のパイプにマグネット付きフィルターを取り付けるというもので商品化されている。MAGNEFINE FILTERS」という会社の、「MAGNEFINE FILTER」というものだ。トランスミッション用の他に、パワーステアリング用などもある。日本のAmazonに一部取扱ある。

もう一つ見つけたのが「FilterMag」という会社。こちらは、エンジンオイルのスナップオンフィルターもしくはカートリッジ式ハウジングにつける用と、トランスミッション用があり、シンプルにペタッと貼り付けるタイプ。

FAQサイトにカートリッジ式のおそらくBMWの場合ここ(写真赤のところ)につけてとあるのだが、1個は付くが2個用いて周囲を巻くようにはスペース上難しいのではないかと思う。トランスミッション用はオイルパンの外側に付けるタイプがある。手軽に試せるのは良さそうだ。

そして、トランスミッションやデフケースの内側に取付用(まさにむき出し磁石)もある。効果は高いのだろうが、手軽ではないし使うのに勇気が必要だと思う。

自分の車に合うかもサイズ表があるので検討しやすい。こちらも、日本のAmazonに一部取扱ある。

磁力の強さとメンテナンス

既に、ALPINA B3S E46にエンジン用ドレンボルト・マニュアルミッション用ドレンボルト・デフ用ドレンボルトを取り付けてある。

ALPINA B3S E46 エンジンオイル交換3回目

マニュアルミッション用ドレンボルトの効果はトランスミッション交換後1,000キロ走行し多時点で、オイル交換して確認済みだ。

ミッションオイル交換 ALPINA B3S E46

強度しっかりしていて、磁力も強く、何かあったときに元に戻しやすいものを選択しようと思う。