碓氷・北軽井沢あたり ドライブ その2 ALPINA B3 S 3.4 ( E46 )



「碓氷(群馬県・長野県)」あたりへドライブ日和なので出かけた。碓氷峠の頂上まで行き、「この先軽井沢駅」の案内看板が見えたところでUターン。理由は「碓氷バイパス」にも行って見たくなったからだ。碓氷峠を戻って、碓氷バイパスへ。その先の思い出深い軽井沢へも立ち寄り。(写真は浅間牧場)

碓氷バイパス

ドライブは続き碓氷峠を降って、碓氷バイパスへと向かう。碓氷バイパスって有料道路だった気がしたけど特に料金所もない。子供の頃の記憶なので間違いかなと思って、あとでウィキペディア調べたら開通から30年の料金徴収期間が満了した2001年(平成13年)11月11日午前0時に無料開放されたとあった。道路の様子はヘアピンカーブが続く道。碓氷峠にはない「登坂車線」もある。日本道路公団が元々管理していた道路だけあり制限速度は50km/hと碓氷峠を上回る。自分では車で走るつもりはないが、父は冬もここをABSもついていない重ステの車で運転していた時期があるのだと思うと感心してしまう。車に頼りすぎない運転=無理のない運転なのかもしれない。碓氷峠に比べると何ヶ所か妙義の山々が窓から見ることができる。気持ちの良い道だったし、子供の頃のことを思い返して楽しめた。

軽井沢(北軽井沢)

碓氷バイパスから「軽井沢白糸の滝」の方へ向かう。この道もなんとなく覚えていた。子供の頃はなかったものがかなりあったが、懐かしい風景もあった。写真ははるか昔によく見た風景。目指すは北軽井沢で方向的には草津の方へ向かう感じである。途中に浅間牧場があり、あとで寄ろうと思う。よく買い物に行ったDAIMARUYAというスーパーに行ってみたくなったからだ。都内のスーパーにもないちょっと変わったものが置いてあった。外国人の方もよくきていたスーパーだからだろう。40数年前から30数年前までは北軽井沢に遊びに行っている間はほぼ毎日きていたところだ。最後にきたのは20年ぐらい前かな。意外と道は覚えていてが、あるべきところにDAIMARUYAさんがない。なくなってしまったのだろうか。気にはなったが、浅間牧場へと向かう。

浅間牧場

浅間牧場に立ち寄る。交差点は昔のままだが、交差点を曲がって目にする風景がこれまた覚えているものと違う。でも、向こうに見える丘はそのままだ。車を駐車場に停めて、ソフトクリームを売店で頼む。食べながら、外のちょうど良い気温に気がつく。食べ終わって売店横で手を洗う。水が冷たくて気持ちがいい。お店の方に気になったDAIMARUYAのことをきいてみた。私が覚えていた場所から近くに引っ越し、そのあと経営者さんが変わって「スーパー大津北軽井沢店」になったと教えてもらった。また、営業日も4月〜10月になったとも教えてもらった。なんでも、北軽井沢が地元の人は買い物に行くとなると、降りた軽井沢か佐久市に行くのだそうだ。地元の方々はDAIMARUYAに行く頻度が低かったのも今日の背景にあるとのこと。話ついでに、子供の頃に北軽井沢よくきていて浅間牧場も丘の下の方に売店があったのを覚えていることを話すとあの頃が一番いい時でしたよと笑いながらお店の方は答えてくれた。

高貴な方々

浅間牧場のお店の方に挨拶をして車に乗り帰路に就く。白糸の滝にも寄ろうかと考えたが次回のお楽しみにした。ルート検索はカーナビタイムにお任せする。これまた記憶が蘇り、そうそうここは道が混む辺りで、抜け道があったはずと道を曲がって進む。すると、ところどころにおまわりさんの姿がある。そして、反対車線に見慣れないパトカーが向かってくる。通常は屋根の赤色灯が「赤と青での灯火」だ(写真はルームミラー越しのパトカー)。フロントグリルにも見慣ないものがあった。あれもしかしてと車を進めると、道路の両サイドに道路を横断する様子があまりない人々がいる。とはいえ、横断するかもしれないので徐行運転。そのまま進むと赤信号なので止まる。交差点に数名のおまわりさんの姿がある。赤信号で止まっている車一台一台に声をかけている。「天皇陛下の軽井沢での静養中でまもなくここをお通りになります。しばらく、信号は赤のままになります。」と教えてくれる。もちろんエンジンを切り車の中で待機する。

まあまあ走ったかな

カーナビタイムの案内に従い、往路とは異なるルートで帰る。走行距離は約400km。やはり、天気がいい日のドライブは楽しい。わずかではあるが、思い出にも触れることができた。そして、あとで調べてわかったのだが「頭文字D」の舞台は「碓氷峠」が正解のようだ。C121の有無でわかった。さて、今度はどこに出かけようかなあ。