車の運転と靴 その1



car driving shoes 1

車を運転するときに履く靴をさほど気にすることはなかった。さすがに、靴なら何でもいいということはないが、ドライビングシューズというものを買うまでに至ったこともなかった。興味もあったので、ドライビングシューズを実際に履いてみることにした。(写真左はTOD’S ゴンミーニ、写真右はNEGRONI ネグローニ)

無理にドライビングシューズを履こうとも思わない

まわりにドライビングシューズを履いている人はもちろんいた。サーキットに行く人が履く競技用のドライビングシューズは別として、どちらかというとファッションの一環というかお洒落を目的としてドライビングシューズいる人の方が多い。お洒落はそれぞれであり、興味はもちろんあったが自分の感性に合う感じがこれまで持てなかった。流行に左右されることがあまりないので、自分の中に需要がないうちはドライビングシューズを無理に履こうとも思わないできた。

靴を選ぶときにしていること

ドライビングシューズに限らず、靴を選ぶときにしていることがある。午後4時以降にしか買いにいかない。これは、朝に比べると夕方の方が足がむくんできて足の実寸が大きくなるから。もう一つは、初めて履くメーカーはもちろんだが、これまで履いてきたメーカーであっても自分が普段履いている靴とそのサイズを伝えて前後サイズがお店に在庫あるかを聞いてから伺う。同じメーカーでもラスト(足型)が違うとサイズも異なることがあるからだ。また、ビジネス用革靴の履き方に慣れてしまい、自分の好みがタイトめであることもお店の人に伝えるようにしている。

使い捨てか修理できるものか

私の場合は、修理できるものを選ぶようにしている。経験ないが靴のアッパーが完全に裂けてしまった場合を別として、靴の底がすり減ったら靴底だけ貼り直す修理をすればいい。車のタイヤ交換と同じことだ。それよりも、靴のアッパーが革の場合、しばらく履いていると自分の足の形に馴染んできて履きやすくなっている。使い捨てで新品にしてしまうとまた最初から育てなければならない。私は足の形がいい方ではない。お店しばらく履いていると新品の状態というか形状からずいぶんと離れていくことがある。残念な結果に終わったものは履き潰して捨ててしまうが、いい形状に落ち着いたものは全く同じ靴を追加してローテーションに加える。革製品は靴に限らず、たまに手入れだけしておけば相当な年数もつ。

落ち着くか落ち着かないか

靴は身に付けるもので最も快適かどうかで使用頻度が変わる。履きやすさ、デザインの好み、気を使わないの3つの要素が揃えば落ち着く。また、この3要素を点数化しなくとも満足度が高ければ登場回数が増えるだろうし、低ければ登場回数が減る。この結果、私の場合全く同じものを複数所有することになる。

不満足はなんなのかを理解する

先にも書いたとおり、私は足の形がいい方ではないので、しばらく履いていると新品の形状からずいぶんと離れた形状になり不満足な結果になることも多い。色々考えた結果、TOD’S ゴンミーニとNEGRONI(ネグローニ)のドライビングシューズを履くことにした。履く(使用する)状況にもよるが、私なりの考察を次回以降に記す予定だ。