Barbour の経年劣化 コーティング剥がし



Barbourの内側ポケットに施してあるコーティング材なのかな。これが、経年劣化で剥がれてきていたことに気がついた。そのままにしていても、いいのかもしれない。ただ、剥がれたコーティングがパラパラと落ちてきている。もし、これがさらに進むとなると、それはそれで困るかな。それなので、コーティング材を取ることにした。

コーティング材なのかな

昨年2022年から、なにやら細かい破片というかゴミが床に落ちているのを時折目にする。そんなに大きなものではないのだが、同じようなものなので何かなと気にはなっていた。最近になって、内側のポケットに物を入れたりすると、何かつくと気がついた。汚れやすいところの保護材なのかな。これが経年劣化で剥がれてきていた。

内側ポケットを初めて取り外したかも

コーティング材を指先でつまんで剥がし始める。しかし、やりにくくてどうにも捗らない。どうも、これ外せそうと気がついた。着始めてからかなりの年数が経過している。しかし、今まで気にも留めなかった。ポケットを取り外して、裏返す。ウェットティッシュで拭いてみた。写真のように剥がれていくのだが、なかなか取れないところもある。

ガムテープで

それならと、コーティング材がかかっている部分にガムテープを貼る。少し、上から密着するように擦ってから、ゆっくりガムテープを剥がす。すると、かなりコーティング材も一緒に剥がれてくれた。

コーティング材が残ったところは、ガムテープでペタペタと剥がれるように繰り返す。それでも、まだ残った部分はウェットティッシュで拭いたら取れた。ウェットティッシュは日頃使っている、水だけのもの。内側のポケットを取り付けると、なかなか良い。

袖裏にもコーティング材

内側ポケットを戻していると、袖裏にも同じコーティングが施されているのに気が付く。内側ポケットで容量を得ているので、こちらは最初からガムテープを利用。

ポケットもそうなのだが、左側の方が剥離の進みが見受けられた。よく使うからなのだろう。

ポケットとよりも、袖裏の方がガムテープだけで割とあっさり取れ、ウェットティッシュはほとんど使わなかった。

Barbourとの付き合い

Barbourは何着か持っている。その中でも最初に購入したもの。1987年か1988年なので、今のようにネットで検索なんてものはない。Barbourという名前どころか、ワックスドコットンというものも知らない。何かとても素敵な綿素材としか思っていなかった。当時頑張って、初めての個人輸入をしたもの。数年間着なかったこともあるけど、まだまだ付き合いは続きそうだ。