E46が何故か気になってしまった。
E46 という今から15年前の車が愛車となっている。新車からの付き合いではなく、昨年出会い私は3人目のオーナーとなります。
『 直列6気筒・自然吸気・マニュアルトランスミッション 』私はこの3つに惹かれてしまうことがわかりました。
とはいえ、 E46 の外観に一目ぼれしたわけではありませんでした。
車遍歴を兼ねて、振り返ってみます。
25年ぐらい前に E36 に乗っていたのですが、E46 が登場しても「新型だ。」とは思っても「いいなあ。」とはならなかったのを覚えています。その後、E90 320i (後期・セダン・6速マニュアル車)に乗ります。初めてE90を目の前にしたときその大きさに「これ本当に3シリーズですか?」と、ディーラーの営業マンに質問してしまいました。この約3年後に、F30 (前期・セダン)に乗り換えました。丁度、F30(後期)の販売が始まろうかとする頃です。E90は、前期はボンネットにキドニーグリルの一部が付いていてたのと私の感覚ではノペッとした感じが好みではなかったのですが、後期ではボンネットにプレスラインが入ったシュッとした感じが好きでした。F30の後期もプレスライン入るのかなと期待したのですが、テールライト形状などは変わりましたがさほど変化がなかったことから、F30 (前期・セダン)を選択しました。ここで、人生初のオートマチックトランスミッションかつターボ車を自己所有します。ディーラーさんから出るとき、ATシフトがいまいちわからずまごまごして営業マンが心配というか不審そうな顔で寄ってきたこと覚えています。
オートマチック車はこれはこれでいいなあと思いつつ、でもマニュアル車も運転したい
F30の8速オートマチック車はこれはこれでいいなあと思いつつ、でもマニュアル車も運転したいなあと考えていました。そんなとき、E90(後期)ディーゼルのマニュアル車の名義変更話が持ち上がります。デザインはもともと好きなことと、この車をたまに運転することはあり、ディーゼル車のイメージを改めてくれた一台でした。それでまあ、名義変更して「自己所有2台」となります。家族所有から自己所有になっただけとはいえ、遠慮感がまったくないのでやはり気分が違います。また、ディーゼル車を知りたかったのもあり無駄にドライブに出かけることを楽しみます。これも、トルクが十分にあり私にはいい車です。1点だけ気になったことがあります。「交差点などで、速度を落としてクラッチを切ろうとすると勝手に速度があがる。」ことです。エンスト防止なのか、回転数アップか燃料供給がされて速度が自動であがるのはどうも苦手です。もしかしたら、この車に限っては、オートマチック車の方が性能を十分発揮できていいのかもしれません。体験するといろんなことがわかって楽しいものです。
『 直列6気筒・自然吸気・マニュアルトランスミッション 』
E46 のクーペ。今更感は否めませんが、好きになってしまいました。それまでは、ボンネットはノペッとしてるから好みではないと思っていました。ボディサイズはいいなあと感じていました。実際、E90 320i (後期・セダン)を選択するときに悩んだのは、E87 130i の6速マニュアル車です。「大きさ・直列6気筒・自然吸気・マニュアルトランスミッション」は申し分なかったのですが、どうしてもデザイン特にフロントがE90 (後期)と比べて決めかねた経緯があります。E90(後期)330iにマニュアル車の設定があったらどうだったのかなあと思い返したりします。今でも、E87 130i の6速マニュアル車は見かけると気になります。因みに、135iはターボ車ということだけで、何故か興味がわきませんでした。E46のクーペよく見ると、E36のときに手を焼いた「バンパーやドアの黒いサイドモール」がありません。正確には、ドアのサイドモールはボディ色と同色です。白っちゃけない。実際、E90 (後期)を購入する際これはいいなあと思った点です。E46はセダンもクーペも「黒い樹脂のサイドモール」と勝手に思い込んでいました。また、テールランプもクーペならではのシュッとした感じです。(E36のときにセダンとクーペの大きな違いと感じていました。)こうして改めて外観のデザインを見て好きになったわけです。もちろん『 直列6気筒・自然吸気・マニュアルトランスミッション 』の条件は満たしています。外装や内装を見てお世辞にもいい状態とは言えませんでした。試乗も助手席でしたので、確認も満足にできませんでした。それでも、その日に「これください。」と決めました。時間はずいぶんと経ちましたが、いい出会いができたと思います。